2007年12月26日

遊具(?)事故 長良公園(岐阜)

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チャンバラ遊び→鉄の棒が頭に刺さる 中学生重傷

 岐阜市の公園で、中学生が竹ざおでチャンバラ遊びをしていたところ、さおの先の鉄棒部分が外れ、近くにいた同級生の頭に刺さりました。

 25日午前1時10分ごろ、岐阜市の長良公園で、中学3年の男子生徒が竹ざおを使って友人とチャンバラ遊びをしていたところ、さおの先の鉄棒部分が抜けて、同級生の生徒(14)の左のこめかみに刺さりました。この生徒は左の脳を損傷し、現在、病院で手当てを受けていますが、重傷の模様です。この竹ざおは、公園内のアスレチックの遊具に設置されているもので、警察などによると、鉄の棒は竹ざおに差し込んでいるだけで簡単に外れる状態だったということです。

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残念なことが起こりました。遊具に設置されていた
竹竿でチャンバラをしていて、ケガとは。。

この事故を考えてみると、人的ハザードと物的ハザードの両方が含まれている珍しいパターンではないでしょうか。

まず、物的ハザードとしては、竹竿がすぐにはずれるようになっていた。
そして、人的ハザードとしては、本来の利用方法とは違う利用を行った。(竹竿でチャンバラ)
災害等でよく耳にする二次災害ならぬ二次事故みたいなものでしょうか。

この事故を防ぐためには、やはり巡視時の竹竿を固定といったことになるのか。。。
詳しいところは、わかりませんが、管理体制もしっかりとしていたそうで、
管理の難しさが露呈した記事でした。
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2007年10月20日

造園学会

明日は、造園学会の関西支部大会が岡山大学で開催されます。
私は、例の遊具事故ゼロでポスターセッションで発表します。

ま、あまり大した発表はできませんが、
頑張ってみます。

しかし、これからこの遊具事故ゼロ関係で、
おそらく業務外の仕事が増えそうです。
嬉しくもあり、悲しくもある。
まさにそんな複雑な心境です。

業務の方も最近、落ち着いたかなと思ったら、
また忙しくなってきています。
今年は、ずっと忙しいです。
でもやりがいのある都市公園の設計業務2本に遊具事故ゼロの業務と、
ずっとやりたかった仕事をやらせてもらっています。

悔いの無いよう、精一杯頑張ろうと思います。
まずは、明日の学会が無事に終わりますように。。。




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2007年10月06日

遊具の利用啓発イベント開催!

今日は、絶好のイベント日和。

先日もお知らせしたように、
遊具の安全利用啓発イベント(紙芝居)を開催しました。

三連休の初日ということで、
どれだけの子どもが集まるのかは正直不明でした。
会場の前はバーベキュー広場だったので、
300人くらい来たらどうしようかと不安はありましたが、

午前の口演で、子ども51人、大人29人
午後の口演で、子ども60人、大人38人

とまずまずの人数でした。

紙芝居自体は、当社で作成しましたが、
口演は、素人では内容が内容なので、
街頭紙芝居で有名な「ヤッサン」こと安野侑志さんにお願いしました。

紙芝居が始まる前に水飴とカタヌキを先着50名に配るのですが、
水飴とカタヌキを通して、ヤッサンと子ども達がコミュニケーションを取る。
これが、本番へ向けた「つかみ」であり、そのテクニックに、私たちは脱帽でした。

そして、紙芝居が始まると、子ども達は紙芝居の虜になっていました。
正直、最近の子ども達は、もしかしたら紙芝居なんて、見向きもしないのではないだろうか。
と思っていました。(すみません。)
でも、今日来てくれた子ども達の笑顔を見て、
日本の将来もまだまだ捨てたものではないなと感じました。

大阪府営公園 大泉緑地

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2007年05月02日

宝塚里山現場(波豆)

今日は宝塚の里山の現場へ。
季節は春なので、すっかり現場も様変わりしていました。
現場周辺の水田からは蛙の合唱。
木々には新緑と鳥のさえずり。
業務自身の工期が秋から冬であったため、また違った雰囲気の中での作業だったので面白かったです。
ただ、里山を代表するコバノミツバツツジの花がほとんど終わってしまっていたのは残念でした。

■ミヤマガマズミ(Viburnum wrghtii Miq.)
(スイカズラ科 ガマズミ属)
波に毛が生えているとコバノガマズミらしいです。
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■ヒメカンアオイ(Heterotropa takaoi)
(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)
貴重種ですね。
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■コバノミツバツツジ(Rhododendron reticulatum)
(ツツジ科 ツツジ属)
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2007年05月01日

神戸市西神斎場

ある理由でうちの会社の過去に設計した作品の撮影に行ってきました。
その中で印象的だった神戸市西区にある神戸市西神斎場の庭園を紹介します。

ここは、西神ニュータウンの開発がほぼ終盤になった平成4年に自然回帰(人は自然に帰る)をコンセプトに設計されたようです。
庭園の種別としては「池泉回遊式庭園」ですが、自然回帰のコンセプトであるため、本来の日本庭園とはまた少し違った雰囲気です。

斎場という特異性のある場所なので一般公開はされていませんが、
入り口から入ってすぐの待合ホールから見る庭園の眺めは、
まるで絵巻のようなものです。
秋は、流れ周辺に植えられたヤマモミジの紅葉が見事だそうで、
是非、秋に来たいものです。

最近は、財政的な理由からかこのような庭園の仕事は、
ほんと少なくなっていますね。
一度はやってみたいものですが。。。

写真はEOS KISS DIGITAL Xでの撮影です。
いろいろ試してみましたが、写真腕はまだまだですね。
頑張ります。

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2007年04月05日

公園の維持管理

今日は、役所の担当者も異動があったため、
営業もかねてお役所周り。

するとちょうどこんな事故が。。。

負傷者がいなかったのが不幸中の幸いでしたが、
いろんな役所の方との話の中で、今、公園は確実に「整備」から「維持管理」に変わっていることを強く感じました。

僕の場合、昨年度、遊具事故を無くす目的であった業務の中で、遊具の維持管理について考えさせられました。もしかしたら、そういう業務をしていなかったら、公園の維持管理や遊具の管理について感心はなかったかもしれません。
ここ数年、公園の維持管理は、指定管理者による維持管理が進められています。この制度が公園の維持管理にとっていいものなのかは疑問がありますが、公園の利用者にとって、今以上に安全に、安心に、楽しくなるように願っています。


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2007年04月02日

新年度だけど

新年度だけど
自分の仕事は終わっても、ほかの人の仕事がある。。。

なぜか今日から横断歩道橋の設計です。
途中からで全貌がわからないんですが、
載荷重の基準値について発注者と議論をしているらしい。

通常、立体横断施設であれば、道路橋示方書や立体横断施設技術基準の群集荷重3.5kN/m2か5.0kN/m2を使うはずなんですが、どうも載荷重だけ建築基準法を使えないか?というものでした。

答えは、もちろんNOでしょ。
そんなええとこ取りみたいな設計は聞いたことがない。
確かに、利用者が少ない横断歩道橋の場合、3.5kN/m2の群集荷重(人間の平均体重を60kgとして、1m2の中に6人程度で橋にすし詰めに載っている状態)は過大設計のように見える。でも屋外である以上、解明されていない現象、偏載があるため、これくらいの余裕は必要である。

ま、最終的には発注者が決めることですが、
技術者としては、3.5kN/m2を勧めるべきでしょう。

ちょっとした独り言でした。
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2006年12月02日

CLA庭園部会 at 賀茂大社

今日は、(社)ランドスケープコンサルタンツ協会(CLA)
関西支部主催
(?)の「庭園部会」へ行ってきました。

今回初めての参加ですが、
部会自身は、今年度3回目の開催です。

この会では、空間創研の吉田さん(社長さんであり、CLA関西支部長です)が、
若手を中心とした参加者に、京都の庭園や自身が手がけた作品を通して、
京都の文化、歴史、地勢など教えてくださるもので、
とてもいい部会だと思います。

今回は、京都の上賀茂神社、社家の西村家庭園の見学、下鴨神社でした。
私は、全然知りませんでしたが、
賀茂大社(上賀茂神社、下鴨神社を合わせて賀茂大社という)は、
文化、芸能の発祥の地と言えるくらいの場所らしいです。

また、下鴨神社が世界遺産に登録されましたが、
世界遺産の中には、下鴨神社の「糺(ただす)の森」も含まれています。
しかし、この森の元々の植生は、ケヤキやムクノキなどの落葉樹が主で、
度重なる鴨川の洪水によって、クスノキなどの常緑樹が植えられましたので、
常緑樹が多い、現在の糺の森が世界遺産に登録されたというのは疑問が残ります。
現在でも落葉樹が残っているところもありましたが、
常緑樹が上から追い被さるように、枝を張っているので、
おそらく数年後には、落葉樹はなくなるでしょう。
実は、この部分こそが京都の原風景だそうですが。。。


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■西村家庭園

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■西村家庭園

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■下鴨神社(わずかですが、一応、落葉樹が今でも残っています。)


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■「君が代」の歌詞にでてくる「さざれ石」


今回は、庭園部会以外にも、いろいろ楽しめまして、
部会が始まる前に、3日間煮込んだ「サバ煮」で有名な上賀茂神社前の
「今井食堂」で昼食を取ったり、下鴨神社へ移動する間に立ち寄った、
みたらし本舗の「加茂みたらし茶屋」で、おいしいみたらし団子を頂いたりと、
とても楽しかったです。

ちなみに、みたらし団子ですが、団子の串の刺し方がちょっと変わっていて、
写真の看板にもあるように「○−○○○○−」という風になっています。
店の中にある説明を見ると、団子を人の体に見立てているそうです。
ということは、人を串刺しにしているということか?

つまらん。すみません。

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■加茂みたらし茶屋


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■今井食堂




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2006年11月27日

浜寺公園

今日は、業務の打ち合わせで浜寺公園に。

南海電車の「浜寺公園駅」で降りるんですが、
(そのままですが。。。)
この浜寺公園駅。
現役で使用されている駅舎では、日本でもっとも古い駅舎なのです。
設計は、あの辰野金吾氏。
国の登録有形文化財に指定されています。

浜寺公園駅-Wikipediaより

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そして、駅の改札口から真っ直ぐ進んだところに阪堺電車の浜寺公園駅があり、
道路を挟んで、浜寺公園の入口となります。

阪堺電車
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浜寺公園は、大阪市西区と高石市にまたがる大阪府営公園。
開園前は、白砂青松で有名な海水浴場で、阪堺線の駅前、
別荘地と言うこともあり、一大レジャースポットだったそうです。
戦後は、アメリカ軍に占領下にあり、使用禁止だったそうで、
公園内は所々にその面影を見ることができます。

園内を見ていておもしろいのは、
昭和30年〜40年くらいに整備された遊技場に、
「電車ごっこ」をするための園路やプラットホームが作られているところです。
もちろん、今では、ただの園路にしか見えませんし、
プラットフォームは、ターザンロープの基礎として第二の人生を歩んでします。

聞いたところによると、この遊技場を整備する際に、
「電車ごっこ」という遊び方が、子どもたちの中で流行っていたことを
大阪府の職員さんがどこかで聞き、遊技場のコンセプトを「電車ごっこ」のできる広場としたそうです。

時代を感じるというか、おもしろいですね。

■園路が電車のレールをイメージした舗装になっています。
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■プラットフォーム。今は、ターザンロープの基礎になっています。
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2006年11月21日

里山

最近、宝塚へ里山林整備のための調査に出かけています。
山々の紅葉が綺麗で、秋を肌で感じながら仕事をしてます。

さて、その中でも美しかったのは、ハンノキ林。
ハンノキといっても、あるのはサクラバハンノキですが、
ここは元々、水田だったんです。
水田を放置するとこうなるんですね。

写真では分かりませんが、
水田であったため、沼地になっており、
撮影している間、私の足は水田に引きずり込まれていきました(笑)

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ここからは植物の覚え書き。(秋なので綺麗な写真ではないですが)

■ヤマトミクリ(ミクリ科 ミクリ属)
 花期は5月〜9月。
 コンクリート製の用水路などでは、生育は困難で、
 ミクリの生育地は水生昆虫が生育するには好適な環境だそうです。
 ため池が少なくなっているので、ミクリの生育するような環境が
 現在少なくなってしまっているようです。
mikuri.jpg

■ササユリ(ユリ科 ユリ属)
 花期は6月〜7月。
 開花するまでは、数年が必要で、少なくとも数年間は、
 地面にまで光が当たる状態が継続されないと、
 生長して花を咲かせることができないらしい。
 つまり、森林の伐採がこのような状況を作り出す。
 かつての里山林であったような薪炭林として定期的な伐採が行われたり、
 柴木を刈り取る人の営みが、ササユリの生育には都合の良い環境だそうだ。
 森林利用の減少と形態の変化がササユリの減少になっているようです。
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■シュンラン(ラン科 シュンラン属)
 和名で春蘭と書くように、春に花が咲きます。
 アカマツ林にはよくある植物だそうですが、
 最近では、とても少なくなっているようです。
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■タカノツメ(ウコギ科 タカノツメ属)
 冬の芽が鷹の爪に似ているところから、この名前になったそうです。
 コシアブラにもよく似ているが、こちらは3つの小葉からなる複葉です。
 春の芽は、タラノキと同じように食べることができる。
takanotsume.jpg

■トゲシバリ(ハナゴケ科 トゲシバリ属)
 アカマツ林で見られる植物で、瘠せた土地を好むようです。
 アカマツ林でもコナラなどがあると、落葉した葉によって
 生育できなくなるようです。
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2006年10月18日

遊具安全点検講習会

今日は、姫路で(社)日本公園施設業協会が主催する
「遊具の日常点検講習会」に参加してきました。

参加のきっかけは、業務の関係からなのですが、
講習会を通して、公園、学校の遊具での事故が非常に多いことに驚きました。
新聞やテレビで流される情報くらいは、私も把握していますが、
今日の講習会では、点検の仕方、状況把握等の仕方が間違っていることから
発生した事例まで紹介してもらえました。

午後からは、実地講習ということで、
会場近くの街区公園で遊具の点検方法を、
公園施設製品安全管理士の方に教えてもらい、
実際に受講者の私たちが実践してみるというものでした。

素人的には、○だろうと思われるシーソーの横方向の遊び(グラグラ度合)
でも中心の支柱部分に子供の指が挟まる隙間があれば×

みたいな「そうなんや」と思われるものも多くありました。

また、木材や合成木材などにおいては、
外見からみると全然問題ないが、中身は腐食してしまっている
部材のサンプルを見せて頂き、点検方法も教わりました。

終了後、修了証書を頂き、講習会は終了しましたが、
今回の講習会を通して感じたことは、
設計する段階からも、このような遊具の安全性、
維持管理のしやすさを十分に配慮すべき部分があるなと思いました。
遊具だけに限らず、様々な施設の材料選定の段階では共通のことでもありますし。。。

ま、勉強になった一日でした。

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2006年08月02日

プロポ

今日、とあるプロポがとりあえず終わった。
一次審査、二次審査、ヒアリングと結構いろいろありましたが、無事終わりました。

結果は。。。
正直厳しいかもしれません。

しかし、それなりにいろいろ得るものがありました。
造園でいう「用」と「景」の考え方。
これまであまり意識できていなかったけど
僕は、広い視野での空間の捉え方がまだまだだなと痛感しました。

技術士試験の準備よりも最優先で考えてきた今回のプロポ。
頑張ろうと思ったのは、社長の「本気」が見られそうだったから。
会社一丸となってこの仕事を本気で取りに行く。
そんな体制の中でやれたことで僕も少しは成長できたかもしれません。
試験勉強では得られない「技」をこのプロポでは少しでも吸収したかった。

関西の御三家といわれた人のランドスケープデザイン。
それを目の前で見られたことに感謝したい。
そして、一位になれるように結果が出るその日まで祈り、
今度は「設計」ではなく「設景」の技を吸収したいです。

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2006年02月20日

山川バンブーパーク(思い出の徳島vol.1)

徳島生活もあと僅か。
思い出の地についてできるだけアップしていこうと思います。

山川バンブーパークは、吉野川市(旧山川町)の川田川と吉野川に囲まれた場所にある1.4haの自然公園である。元々は、藩政頃から水防に役立ってきた竹林でしたが、河川環境の多面的な利用目的から徳島県第1号の「水辺の学校」として整備されました。写真でも分かるように、とにかく竹、竹、竹です。ただ、河川敷に作られた公園なので、増水時は浸かるためトイレ等は移動式です。一昨年の台風災害では2回浸かりました。(^_^;)
ちなみにこの公園は2003年度に「手づくり郷土賞」、2004年度に「徳島県まちづくり環境大賞」に選ばれました。
設計は、私が今所属する会社ですが、私が入社したときは、設計業務も終盤でしたが、サインデザイン等、少しですが携わることができてよかったです。

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http://ourtokushima.net/column/col19.php
http://f4.aaa.livedoor.jp/~kappaclu/photo686.htm
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2005年11月08日

LANDSCAPE DESIGN NO,45

LD45.jpg
公私共にバタバタしていて、更新が遅くなりました。。。
ちょっと古いネタですが。。。10月に発売されたLANDSCAPE DESIGN NO,45は、アメリカの同時多発テロの現場となったWTC跡地であるグランド・ゼロの記事と阪神・淡路大震災後の市民活動による街づくりの記事に色々考えさせられました。
 グランド・ゼロについては、今年の7月に現地を見に行かせてもらいましたが、あの場所に立って、改めてテロの怖さと憤りを感じました。私個人的には、約3000名もの人命が奪われた場所ですから鎮魂の場の創造だけにしてもらいたいものですが、経済的な理由からなのか、どの案もビルの建築計画はあるようです。しかし、世界から戦争やテロが無くなるのはいつになるんでしょうか。戦争をするエネルギーを世界平和や環境問題に注いで欲しいものです。(ちょっとムチャですかね。)

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 阪神・淡路大震災後の市民活動による街づくりという記事に関しては、10年前に起きた阪神・淡路大震災後、神戸の街では、ボランティア活動が盛んに行われ、その後、ボランティア団体が発展した形でNPO団体等が目立つようになりました。私は、ちょうど震災時に受験生で、震災の年の4月に大学進学のため徳島へ来たので、帰省時にしか神戸の街を肌で感じることはできなかったのですが、確かに今回の記事に紹介されているような阪神グリーンネットワークや新聞やテレビでよく紹介されているインフォラータ(神戸の各ストリートに花で絵を描くイベント)等の緑化や花を用いたイベントやまちづくりが盛んに行われるようになりました。もちろん神戸だけでなく淡路島でも震災後、島全体が大きく変わり始めています。10月の私のブログでも紹介したように、淡路島は、2000年に開催されたジャパンフローラ2000を機に、地場産業である園芸の技術をフルに活用し、淡路島全体を花で一杯にするまちづくりを進めている。兵庫県立淡路景観園芸学校が開校したお陰もあるかもしれませんが、この淡路島の変貌はほんとうに凄いです。私の子供の頃のイメージは、田舎で特に何もないところでしたが、今の淡路島は、国道や県道が花で飾られているため、車で走るだけでもワクワクします。こういったまちづくりが各地で増えてほしいですね。

テロも震災も、共に多くの人命が奪われた出来事。でも悲しみから或いはゼロから立ち上がろうとする人間のパワーはとても凄い。でもパワーはパワーでも戦争やテロには使わないでもらいたいですね。

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2005年10月21日

ハーブ植栽まつり in宮川内調整池

 徳島の吉野川北岸地区(池田町〜板野町)には、この地域の農作物を潤す吉野川北岸用水という全長69.2kmにもなる用水がある。
 この吉野川北岸用水の施設である宮川内調整池(阿波市)で今日、「ハーブ植栽まつり」というイベントがあり、地元の幼稚園児、老人ホームの方々、高校生、関係機関の方々、約300名ほどでローズマリーやアメジストセージ、ミント類など38種類ものハーブを植えました。
 一見、特筆するほどのイベントでは無いかもしれませんが、このイベントには私個人、強い思い入れがありました。

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 昨年、ありがたいことにある機関に、この宮川内調整池の周辺整備の設計を委託されました。すでに調整池の改修工事だけが完了していましたが、発注者の調整池周辺を地元の方々に開放したいという意向があったため、調整池を周遊できる管理道兼遊歩道、スロープの設置、周辺法面の苗吹付け工法による緑化等の整備を行いました。
 設計段階で考えたのは、地元の方にただ開放するのではなく、「この場所に来てもらい、何か行動をしてもらう。」ということをメインに考えました。また、周辺の伐採した木や調整池改修工事で発生した石積や巨石を再利用も重要なポイントでした。そんな中、思いついたのがこのハーブ植栽イベントでしたが、「周辺住民等と一緒にハーブを植え、そのハーブを料理や美容(?)に利用してもらう。」そんなことが実現するんだろうか?と昨年の段階では正直思っていました。でも実現したんですよね。会場でも発注者の方に「ついに実現したね。かなり好評ですよ。」とお褒めの言葉を頂きました。でも関係機関の方々の方が、私なんかよりももっと大変だったと思います。ほんと感謝、感謝です。


 イベント開催にあたっては、徳島県立阿波農業高校の先生や生徒さんが準備やサポートをしてくれたので本当に嬉しかったです。幼稚園児やお年寄りの方々へのとても丁寧なサポートも好印象でした。中でも生徒さんの一人が「もっと幼稚園の子と遊びたかったぁ。」といった言葉がとても心の中に残りました。なぜなら、もしこの空間を設計しなければ、もしこのハーブゾーンでの植栽を計画しなければ、この生徒さんと幼稚園児の出会いは無かった訳ですから。。。ちょっと大げさですが。
又、別の場所では、幼稚園児がウバメガシやアラカシといったどんぐりの成る木も植えてくれていたので、これもまた嬉しかったです。

 これからも幼稚園の園児や高校生、地元の方に愛着を持ってもらえる場所になることを願いたいですね。

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2005年10月15日

とくしま森と木の祭典(四国の森づくりシンポジウム)

 森作りの重要性を考える「とくしま森と木の祭典」が徳島県立神山森林公園で開催されました。このイベントは、県民に木材利用への意識を高めてもらい、テーマを『温暖化防止への”木づかい”』として、今年から行われることになりました。あいにくの大雨でしたが、会場では県内産の杉などで作った椅子や机、ふくろうの置物など工芸品の展示即売が行われている他、杉板と木の実で写真立てを作る木工教室など、木の暖かみを感じられる催しなどが行われていました。
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 今回の私の目的は、会場内で開かれる「四国の森シンポジウム」での安藤忠雄氏の基調講演でした。大雨にもかかわらず200名ほどの参加者が熱心に安藤氏の講演に耳を傾けていました。講演では、安藤氏のこれまでの環境問題への取り組みを、スライドを交えながら紹介された他、現在、設計されている神戸市立長尾小学校の話もして頂きました。
 その長尾小学校の話というのは、造成された小学校の敷地内に新入生達が自らドングリなる木の苗木を植樹し、自分のバケツで雨水を受け、その水を自分の木に散水し、小学校生活の6年間育て続けるというものです。単に緑化するのでなく、小学生達自身に木の実拾いから、水やりなどのプロセスを体験させることで、自分の母校への愛着を感じさせようとするねらいがあるのです。
shikokunomori01.jpg shikokunomori03.jpg
 私も昨年、設計させて頂いた物件でドングリのなるクヌギやウバメガシの植樹を提案させてもらい、子供達に植えてもらいましたが、このように木の実拾いや雨水をバケツに貯めてその水を苗木にやるということまでは思いつかなかったので「なるほどね」と思わされました。大雨の中でしたが、来た甲斐がありました。
 環境問題というものは、一人一人が考えて行かなくてはいけないものだと改めて感じさせられたシンポジウムでした。

 安藤氏の講演は、これまでにも何度か聴かせて頂きましたが、いつも笑いを誘う上手い講演だなと感心させられます。さすが関西人。笑いのツボをご存じだというか。ほんとおもしろい講演でした。また機会があれば是非聞きたいです。
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2005年10月07日

スマトラ沖地震 津波記念館コンペ

9月22日にスマトラ沖地震で被災したタイで津波記念館の国際コンペを開催するというニュースを見た。タイで最も犠牲者が多かったパンガ県カオラックに建設するらしいが、興味があって、その後もずっとこの件の記事をネットで探しているんですが、無いんですよね。
建物だけでなく、周辺を公園として整備するらしく、ランドスケープも含めたコンペだそうです。

誰か募集サイトとか日本語訳しているサイトとか知っていたら教えて欲しいです。

ちなみにネットで検索したコンペ内容は以下の通り。

■インド洋津波:タイ政府が記念館建設へ デザインを公募■
デザインのコンセプトは「犠牲者を追悼するだけでなく、被災の教訓を後世に残すもの」。設計費用は5000万バーツ(約1億3500万円)を予定。今年12月26日に被災地で開く1周年の追悼式典で最終候補5作を展示、来年5月にデザインを決定し、07年中の完成を目指す。
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2005年10月05日

DOCHU Sand Pillars

徳島県阿波市には、「阿波の土柱」という国の天然記念物がある。
土柱は土柱高越県立自然公園にも指定されており、
観光名所の一つとして親しまれている。

さて「土柱」とはなにか?
字の通りで土の柱です。
私も徳島へ来るまで知りませんでしたが、
地元では世界三大奇勝(イタリアのチロル、アメリカのロッキー、日本の徳島)とも呼ばれ、土柱は雨などの侵食によって作り上げられた天然の彫刻物?と言われています。

一般的に土柱というと下の写真の「波濠嶽」なんですが、
この周辺には、灯籠嶽、莚嶽、橘嶽という土柱も存在します。
dotyu03.jpg
個人的にも就職してからの5年間、ここの周辺整備に携わっています。
自然公園だけに色々と制約が多い中の整備になりますし、
掘削してそのまま放置すればいつの間にか土柱のようになってしまうのですから
相当地盤は悪いです。
台風、大雨等の際には、公園内でも土砂崩れが色々なところで発生します。
ですから、整備しても被災することもあるので悲しいです。

で、昨日、久しぶりに土柱へ行ってきたんですが、
2年前に担当した遊歩道を見てきました。
延長は100mくらいなんですが、谷間に幅2.5mの遊歩道兼管理道ですから、結構沢山の伐採をしなければなりませんでした。
痛々しいので、整備後は出来るだけもとの森の中に隠れるようにと工法を考えましたが、整備したもののすぐに台風等で壊れるのは問題があるため、結局、補強土壁で整備しました。
表面のジオテキスタイルには通常、洋シバなんかが植え付けられるんですが、発注者と業者さんにお願いして、できるだけ現地の植生が生えるように、発生土や根株等を表面に入れてもらいました。そのおかげかどうかわかりませんが、下の写真で見るとわかるようにだんだん森の中に遊歩道が隠れていっているでしょ?(ちょっと管理しないといけませんね。)

ジオテキスタイルは、ランドスケープデザイン的には賛否両論のようですが、耐久性と景観、ライフサイクルコスト等を考えるとどうなのでしょうか。

ま、ともあれ我々は自然を破壊してしまうのですから、
自然を復元するという気持ちを忘れないことこそが大事なのではしょうか。

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2005年08月24日

Landscape Design No,44

私の楽しみにしている「Landscape Design No,44」が月曜日届いた。
この情報誌は唯一(?)ランドスケープを専門的に取り上げている情報誌で、
私も季刊誌時代のNo,28で載せて頂いた。

最近は隔月の発刊になり、ある程度大きな本屋さんでも見られるようになった。(季刊誌時代は紀伊国屋などの全国規模の本屋さんにしかおいてませんでした。)

で、私が最近楽しみにしているのはここにもコメントをくださった宮川さんが連載する「Media Mix」のコーナーと奥山伊作さんというランドスケープアーキテクトが連載している「プレゼンテーションのためのスケッチテクニック」です。

「Media Mix」のコーナーは前刊のNo,43からスタートしたコーナーですが、出てくるのが若手技術者なのが刺激になる。このコーナーを読むと「自分はどうなんだ?頑張ってるのか?」と問いかけてしまう。自分よりも若い人たちがしかも海外で活躍しているのを見るとほんと頑張ろうという気になります。

「プレゼンテーションのためのスケッチテクニック」は、スケッチの練習にとても参考になります。私も絵を描くのは昔から好きでしたが、ランドスケープのスケッチはまたちょっと難しいものがあります。描いても描いてもなんかしっくりこないんですよね。公園の設計業務なんかでは、打ち合わせの際にイメージとしてCGを使っているのですが、ちょっとしたイメージを発注者に伝えるのにスケッチが描ければとても便利だと思うんです。まだまだ打ち合わせに使える程の腕ではないので頑張って練習します。


posted by Hideki at 20:43| ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | Landscape Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

MIDORI zone

2005年3月。一つの親水公園が完成しました。

名前は「水土里ゾーン」(変わった名前です。)

徳島県板野郡上板町七條の県道松茂吉野線沿いの総延長約700m。

もともとここは板名用水をいう今年で100年を迎える用水路。

それをある事業で暗渠化(下水道みたいに大きな管を地下に埋めてその中に農業用水を通す。)したためにそれまで可能であった親水機能や用水路にいる生き物等にふれあう場が失われてしまったためにこの親水公園が整備されることになった。

この公園の主な概要は、次のとおり。

・板名用水という歴史ある用水を象徴する「柿原暗渠出口」復元モニュメント。
・ハナミズキの並木、カンツ バキ、サツキ、キンモクセイ、ガクアジサイ、隅田の花火(アジサイ)、アベリア、ユキヤナギ、スイセン、ハナショウブなど1年を通してどこかで花が咲く植栽。
・用水路の歴史をイメージした親水ゾーン。
・改修前の用水路で使用されていた石積(青石、砂岩)及び石橋(御影石)の再利用。
・四阿等の休憩施設。
というような感じです。

決して規模は大きくありませんが、色々な方の協力でやっとできあがった公園です。

完成後も一生懸命管理をしてくださる地元の方々にはほんと「管理しにくくて申し訳ありません」と言いたいですが。。。

これからは公園の完成までの写真等を載せながら紹介して行けたらなと思います。

では乞うご期待。


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posted by Hideki at 15:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | Landscape Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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