2006年11月21日

里山

最近、宝塚へ里山林整備のための調査に出かけています。
山々の紅葉が綺麗で、秋を肌で感じながら仕事をしてます。

さて、その中でも美しかったのは、ハンノキ林。
ハンノキといっても、あるのはサクラバハンノキですが、
ここは元々、水田だったんです。
水田を放置するとこうなるんですね。

写真では分かりませんが、
水田であったため、沼地になっており、
撮影している間、私の足は水田に引きずり込まれていきました(笑)

hannoki.jpg

ここからは植物の覚え書き。(秋なので綺麗な写真ではないですが)

■ヤマトミクリ(ミクリ科 ミクリ属)
 花期は5月〜9月。
 コンクリート製の用水路などでは、生育は困難で、
 ミクリの生育地は水生昆虫が生育するには好適な環境だそうです。
 ため池が少なくなっているので、ミクリの生育するような環境が
 現在少なくなってしまっているようです。
mikuri.jpg

■ササユリ(ユリ科 ユリ属)
 花期は6月〜7月。
 開花するまでは、数年が必要で、少なくとも数年間は、
 地面にまで光が当たる状態が継続されないと、
 生長して花を咲かせることができないらしい。
 つまり、森林の伐採がこのような状況を作り出す。
 かつての里山林であったような薪炭林として定期的な伐採が行われたり、
 柴木を刈り取る人の営みが、ササユリの生育には都合の良い環境だそうだ。
 森林利用の減少と形態の変化がササユリの減少になっているようです。
sasayuri.jpg

■シュンラン(ラン科 シュンラン属)
 和名で春蘭と書くように、春に花が咲きます。
 アカマツ林にはよくある植物だそうですが、
 最近では、とても少なくなっているようです。
syunran.jpg

■タカノツメ(ウコギ科 タカノツメ属)
 冬の芽が鷹の爪に似ているところから、この名前になったそうです。
 コシアブラにもよく似ているが、こちらは3つの小葉からなる複葉です。
 春の芽は、タラノキと同じように食べることができる。
takanotsume.jpg

■トゲシバリ(ハナゴケ科 トゲシバリ属)
 アカマツ林で見られる植物で、瘠せた土地を好むようです。
 アカマツ林でもコナラなどがあると、落葉した葉によって
 生育できなくなるようです。
togeshibari.jpg
posted by Hideki at 00:00| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Landscape Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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